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わたしの尾瀬展高碕展 [尾瀬]

    2015.12.16 [晴れ]

    「わたしの尾瀬展」高碕展に行ってきました。

    高碕は自宅から近いこともあって毎年訪れています。
    今年は20回目の記念の写真展で特別賞や過去の金賞作品も展示されていました。

    写真展の会場は年明けの前橋展から1年間かけて全国を移動します。

    【前橋展】

    期日/平成28年1月6日(水)~1月13日(水) 9:00~16:00  (6日は13:00から13日は正午まで)
    場所/群馬県庁 1階県民ホール  (前橋市大手町1-1-1)
    

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富士見小屋に泊まりました・・・ [尾瀬]

    2015.10.12 [晴れ]

    淋しいニュースですがアヤメ平入口の 富士見小屋 が今季で閉館します。
    嬉しいことに営業最終日(10月12日)に宿泊出来ることになりました。

    アヤメ平はお気に入りの場所で年に2~3回は必ず訪れていますがいつも日中です。
    予てから朝夕に訪れたいと願っていましたがそれが実現します。

    富士見下へは10年ほど前の新緑時にアヤメ平から下ったことがありますがほとんど記憶が
    薄れていますので初めて歩くと同じです。

    ゲートの脇を通り抜け登山道にはいりまます。

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    紅葉が真っ盛りで足が進みません。 

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    撮っても撮ってもまだカメラを向けてしまいます。

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    十二曲りの標識を通り過ぎます。 
    環境省の文字がないので富士見小屋のご主人のお手製と思われます。

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    大清水から三平峠への登山道にも十二曲りと呼ばれる難所があり紅葉の綺麗な山道ですが
    こちらの広葉樹の黄葉も素晴らしく負けていません。 こちらの方が距離が長いです。

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    田代原

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    中間地点の馬洗淵を通り過ぎます。

    義経が馬を洗ったとの伝説ですが確証がありません。
    「まあるい淵」が「馬洗い淵」になったと聞いたことがあります。

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     紅葉の道はまだまだ続きます。

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    元休憩所の標識。

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    アヤメ平下の標識を通り過ぎます。 峠まで1kmの文字にに励まされます。

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     アヤメ平には綺麗な雲が浮かんでいます。 遠目に崖の上を歩く人影が肉眼で確認出来ます。

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    富士見小屋に着いて受付けを済ませます。
    

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    30分ほど休憩して富士見田代へ向かいます。

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    アヤメ平のベンチにザックを下ろします。
    少し風がありますが良いお天気で心地好いです。 ここで夕焼けを待ちます。

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    4時半を過ぎた頃 尾瀬ケ原の方から靄が湧いてアッと言う目に視界が無くなります。

    しばらく待ちますが靄は益々深くなるばかりで諦めて小屋に戻ります。

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    冷え切った身体にストーブの暖たかさが有難いです。

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    部屋は3畳の個室で窓から片品の街の灯りがチラチラと見えます。

    明日の朝は3時の約束で星を撮影するので夕食を済ませて早々に寝床に入ります。


尾瀬ケ原に咲く花たち  (2015.8.7) [尾瀬]

    オタカラコウ (=雄宝香) キク科

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    サワギキョウ (=沢桔梗) キキョウ科

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    オゼミズギク (=尾瀬水菊) キク科

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    ノリウツギ (=糊空木) ユキノシタ科

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    ワレモコウ (=吾亦紅) バラ科

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    キンコウカ 金黄花) ユリ科

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    コバギボウシ (=小葉擬宝珠) ユリ科

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    タカネアオヤギソウ (=高嶺青柳草) ユリ科

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    トモエソウ (=巴草) オトギリソウ科

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    コオニユリ (=小鬼百合) ユリ科

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盛夏の尾瀬ケ原 つづき [尾瀬]

    2015.8.7 [晴れ]

    05:22 濃い霧の朝です。 十字路のベンチの前を早立ちのハイカーが通り過ぎて行きます。 
    しっかりとした装備できっと至仏山へ向かうのでしょう。

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    06:07 朝食時間になって小屋に戻ります。
    霧は晴れる様子がありません。 ますます濃くなる感じです。

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    07:28 朝食を済ませて山の鼻に向けて龍宮小屋を出ます。

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    07:30 霧が流れて急速に青空が広がり始めます。 

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    07:36 一瞬の間にピーカン状態です。気温が高くなる前に山の鼻に着こうと急ぎます。 

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    08:23 下の大堀の手前でてばまるさんとすれ違います。 尾瀬沼泊で翌日は会駒へ向かうそうです。
    10分ほど話をして別れます。

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    09:39 逆さ燧の池塘。

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    09:40 二本白樺と呼んでいますが正確には数本生えています。

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    09:45 荷物を運ぶ道具を背負い梯子と呼ぶことから尾瀬では背負子さんと呼ばれています。

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    09:50

    10:46 ビジターセンター前の温度計は27度を示していました。
    午後は雷雨に出遭う可能性が高いのでその前にと鳩待峠に向かいます。

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                                                 完


盛夏の尾瀬ケ原 [尾瀬]

    8月6~7日龍宮小屋泊で尾瀬ケ原を歩いてきました。

    今年は尾瀬ケ原も暑い日が続いていますが最高気温は27度と30度はを下回っています。
    39度の生活に慣れた身には高原の風は涼しく感じました。

    湿原は秋の花の代表格のオゼミズギクとサワギキョウが咲き始めていました。

    2015.8.6 [晴れ]

    09:43 鳩待峠を下ります。

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    09:46 雨が降った後なのか木陰を渡る風が爽やかです。

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    10:41 下を通る時はいつもこの老樹を見上げます。

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    10:47 川上橋はすぐ目と鼻の先です。

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    10:57 山の鼻ビジターセンターの中を覗きます。 特に変わった事はないようです。

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    11:28 山の鼻小屋で味噌ラーメン(750円)を食べます。
    ヘリコプターによる荷揚げが忙しそうです。

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    12:01 ゆるぎ田代。

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    12:06 ヒツジクサの池塘。

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    12:09 逆さ燧の池塘。 上空はまだ青空と白い雲が見えますが急に雲が張り出してきます。

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    12:50 尾瀬学校の生徒たちが池塘を覗きこんでいます。
    ヒツジグサが咲いているので未の刻に咲くと言う名前の由来の説明を受けているのかもしれません。

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    13:38 至仏山は完全に隠れてしまいました。 麓の山の鼻は降り出しているかもしれません。
    龍宮小屋に急ぎます。

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    14:01 龍宮小屋に着きます。 受付けを済ませて部屋で休憩をします。

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    17:10 部屋の窓から湿原をぼんやり眺めます。
    3世代の家族連れのグループでしょうか~小屋を背景に記念写真です。
    

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    18:52 十字路のベンチで星空撮影に備えて準備をします。
    準備と言っても景鶴山の山頂にピントを合わせてピントリングをテープで固定するだけですが
    その最中に一瞬だけ空が染まりました

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    19:12 小屋に戻ります。

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    1時間毎に夜空を見上げますが朝まで星が見える事はありませんでした。

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ひだまり工房・尾瀬沼店 [尾瀬]

    2015.7.25 [晴れ]

    今シーズン尾瀬沼東岸の長蔵小屋無料休憩所内の1画にひだまり工房が併設されました。
    お祝いを!と思いながらもずるずると日が過ぎてやっと訪れることが出来ました。

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    お馴染みの看板熊 クマ太郎 君のお出迎えです。

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    商品のメインは MATAGIプロジェクト により有害駆除された鹿と猪の皮を革にして地域の資源に
    戻したものを 尾瀬鹿革プロジェクト が地域の特産品である会津木綿と合体させた作品です。

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    会津木綿の手作り小物はパッチワークが付いた手提げバックや帽子、巾着、エプロンに加えて
    眼鏡ケース、名刺入れ、小銭入れなど々小物雑貨が多々あります。

    詳しくは是非 現地で現物をご覧になって下さい。

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    会津木綿と鹿革をが合体したカメラストラップは幅、長さによって
    大(5000円)、中(3500円)、小(3000円)が用意されています。

    私は記念に中(3500円)を購入しました。

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    ひだまりさんの手によるフェルト製の尾瀬の動植物を象ったストラップも人気商品のひとつです。

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    ひだまりさんと談笑中にもお買い求めの登山者がいました。

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    個人的には会津木綿のフリーキャップ(2000円)が素敵に思います。

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    昔、尾瀬沼ヒュッテに簡易郵便局が併設されて集配業務を行っていました。
    その名残か現在は週3日の集荷業務が行われて尾瀬から郵便物を送ることが出来ます。

    尾瀬の美しい風景といきものたちのポストカードは切手付き(230円)です。

    暑中見舞いの季節でもあるし親しいご友人に尾瀬からのたよりなんてとてもお洒落に思います。
    

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    * 因みに風景と花の写真は 写真集 水色の尾瀬 の著者 横浜在住の主婦 平居久美子さんの
       撮影によるものです。 


至仏山に咲く花々 その3 完 [尾瀬]

    2015.7.12 [晴れ]

    イワオトギリ (=岩弟切) オトギリソウ科

     オトギリとは弟切と書き、秘密のことを人にもらした弟を兄が怒って切ったという平安時代の
     伝説からつけられたという。
     尾瀬近隣の郷では乾燥したものを焼酎に漬け虫さされの薬とする。

     オトギリソウとの区別が難しいが次の点で判断する。
     A 全形と花びらの幅 1本立ちでやや狭い→オトギリソウ 株立ちでやや幅広い→イワオトギリ
     B 葉の形と色 先が細い披針形で黒点小→オトギリソウ 細い楕円形で黒点多→イワオトギリ
                    

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    チシマウスバスミレ (=千島薄葉菫) スミレ科

     湿原中の低木下や林下の湿った所に隠れるように咲く。日本での分布は限られていて北海道と
     本州の数ヶ所知られるのみ。尾瀬の近くでは駒止湿原で見られる。

     ケウスバスミレ(毛薄葉菫)とも呼ばれる。ツボスミレとは茎が枝分かれしない点で区別。

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    コミヤマカタバミ (=小深山酢漿草) カタバミ科

     花色は淡紅紫~ほぼ白色までさまざまある。葉はクローバー様の三つ葉。文献によると
     尾瀬にはミヤマカタバミもあるとされているが本種との中間形も見られ判別は困難であるとされている。

     これらが自然雑種なのかどうかは明らかにされていない。

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    タテヤマリンドウ (=立山竜胆) リンドウ科

     多くの植物は葉が枯れても根は生きて翌年芽を出す多年草であるのに対し本種は種を結ぶと
     葉も根も枯れ秋に種から発芽してそのまま越冬し翌年花を咲かせる越年生の1年草という
     変わった生活史を持つ。花は日が陰ると閉じてしまう。

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    ツマトリソウ (=褄取草) サクラソウ科

     ツマトリソウのうち葉の先端が丸いものはコツマトリソウと呼ばれる。しかし図鑑上では区別をしてない
     ものが多い。実際中間的なものもあり明確な区別は難しい。

     ここでは広義のツマトリソウとした。花びらは6~8枚と変動がある。

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    イワカガミ (=岩鏡) イワウメ科

     直径約3cmの葉は光沢のある円形または卵円形で縁に浅いギザギザがあり長い柄を持つ。
     茎の頂に数個集まって咲く淡紅色の美しい花は漏斗状で先が5烈し各列片がさらに細かく裂けている。

     和名は光沢のある葉を鏡に見立てたもの。

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    イワナシ (=岩梨) ツツジ科

     森林内や高山の林下に生育し淡紅色の鐘形の花を開く。葉は長さ6~8cm。花が終わると桜のように
     花びらが一枚ずつ散るわけでなく鐘形のままポロッと落ちる。

     果実は偏球形で甘ずっぱい味があり地みかんと呼んで食べる地方もある。

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    マイヅルソウ (=舞鶴草) ユリ科

     ユリ科の多年草。ハート形のやわらかそうな葉はつやがある。びらは4枚。果実は初め紫褐色の斑点が
     あるがのち赤く熟する。全体を真横から見ると鶴が求愛のダンスをしているように見えることから
     舞鶴草の名がある。

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    ゴゼンタチバナ (=御前橘) ミズキ科

     白い花びらに見えるものはミズバショウのそれと同様に葉が変化したもので総苞片と呼ばれる。
     本当の花は中心の淡緑色の部分。花の咲く茎は葉が4枚。咲かない茎は6枚の葉が付く。

     午前は加賀白山の御前峰。橘は実がカラタチバナに似ていることに由来。

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    タケシマラン (=竹縞蘭) ユリ科

     森林内に生えるユリ科の多年草。葉がやや幅広く枝分かれをしないものを変種のヒメタケシマランと
     することがあるが明確な区別は難しい。

     良く似た別種のオオバタケシマランは全体大型(50~100cm)で花の柄がねじれることで区別できる。

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至仏山に咲く花々 その2 [尾瀬]

    2015.7.12 [晴れ]

    ハクサンイチゲ (=白山一華) キンポウゲ科

     日本各地の高山に群落を作るので写真集や図鑑類に必ずといっていいほど登場する高山植物の
     代表選手。一華の名があるが一株に2~6個の花がつく。白い花びらは咢の変化したもの。

     葉は細かく切れ込む。園芸店などで売られるアネモネと近い仲間。

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    ハクサンシャクナゲ (=白山石楠花) ツツジ科

     アズマシャクナゲに似るが開花時期が遅く夏であること、花の色が薄く内側に浅緑色の斑点があること
     長さ6~15cmの葉はカールが比較的強く丸っこいこと、高い標高(1500m)にあることなどの点で
     区別出来る。

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    ジョウエツキバナノコマノツメ (=上越黄花駒爪) スミレ科 

     昭和46年に高橋秀男がタカネスミレ、ケタカネスミレとされていたものを検討してキバナノコマノツメとして
     発表した。蛇紋岩変形植物と考えられている。

     ちなみにキバナノコマノツメは和名に「スミレ」の名を持たない唯一のスミレ。

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    ウラジロヨウラク (=裏白瓔珞) ツツジ科

     長さ5cmほどの葉は小枝の先に集まって付き、上面は緑色裏は白みを帯びる。
     茎の先に数本ずつ長い柄を出し淡紅色の釣り鐘状の花を下垂する。

     咢が長いものをガクウラジロヨウラクとして区別することもある。別名ツリガネツツジ。

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    コメツツジ (=米躑躅) ツツジ科

     白い花が枝頂に2~4個ずつ咲き、花びらは4~5枚と変化がある。ツツジとしては花は小さい方だ。
     葉は短い柄をもち長さ1cmほどの卵型または長楕円形で枝先に集まって付く。

     枝は短くよく分枝し、全体に褐色毛を密生。岩場に生育する。

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    タカネバラ (=高嶺薔薇) バラ科

      ハマナスによく似た大型の花を付けミヤマハマナスの別名もあり果実も良く似ている。
     花にはほのかな甘い香りがある。枝は赤褐色を帯び針状のとげがある。

     タカネいばらと呼ぶこともある。文献にはオオタカネバラもあるとされるが稀。

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    ダイモンジソウ (=大文字草) ユキノシタ科 

     やや湿り気がある岩上に生える。大の字形の白い小さな花が多数集まって咲く。

     葉は5~7cmほどの大きさ。変種の多い種で尾瀬にはミヤマダイモンジソウ(全体小型)
     ウラベニダイモンジソウ(葉の裏が暗紫色)などの品種が知られている。

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    シナノキンバイ (=信濃金梅) キンポウゲ科

     一見バラの花を思わせるような艶やかさと大きさがある。黄色い花びらは咢の変化したもので
     本当の花びらは雄しべと区別がつかないほど小さくなっている。

     近くで観察する機会があったら花の付け根を見ると額がないのがわかる。

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    ミヤマキンポウゲ (=深山金鳳花) キンポウゲ科

     新緑の湿原に黄色の彩りを添える花。花色は濡れているような光沢のある黄色~山吹色。

     リュウキンカも同じキンポウゲ科であるが雰囲気はやや異なっている。リュウキンカの葉がフキを
     思わせるのに対し深く切れ込んだ葉は鳥の足を思わせる。

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至仏山に咲く花々 その1 [尾瀬]

    2015.7.12 [晴れ]

    高山植物の宝庫とも言われる至仏山のこの時期は数多くの花に出逢えます。
    雪融けが早く暑い日が続いてタカネバラやムシトリスミレなど花が傷んでしまったのは残念です。

      * 文中は 猪狩貴史 著 尾瀬植物手帳 からの抜粋です。
    

    ホソバヒナウスユキソウ (=細葉雛薄雪草) キク科

     ヨーロッパアルプスで知られるエーデルワイスに近縁の植物。
     昭和12年に北村四郎がヒナウスユキソウの変種として発表した蛇紋岩変形植物。

     綿毛に包まれて白い花びらのように見える葉が数枚出てその間に小さな花が集まって咲く。

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    ミネウスユキソウ (=峰薄雪草) キク科

     近縁のホソバヒナウスユキソウとよく似るが花期はやや遅く夏の後半~初秋。
     葉は長さ2~4cmでやや幅広く先端は尖っているなどの点で区別出来る。

     葉の表面は緑色で綿毛は少なく全体にシャープな印象があるが裏面は綿毛を密生する。

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    オゼソウ (=尾瀬草) ユリ科

     尾瀬の植物の中でもその貴重性はトップクラスにランクされる。
     至仏山、谷川岳に生育するほかは北海道の天塩山地にのみ知られる日本固有の蛇紋岩残存植物。

     昭和4年に原寛が至仏山で発見し翌年中井猛之進により新属新種として発表された。

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    クモイイカリソウ (=雲居錨草) メギ科

     至仏山や谷川連邦の蛇紋岩地のほか岩手県にも産する。
     葉の縁に刺状毛があり赤褐色の縁取があるタイプと刺状毛と縁取りのないタイプがある。

     蛇紋岩変形植物。雲居は雲のように高いところの意味で碇は花の形を見立てたもの。

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    タカネナデシコ (=高嶺撫子) ナデシコ科

     低地にあるカワラナデシコの高山変種。
     高山の岩礁地生え茎や葉は粉白色。紅紫色の大きな花は細かくきれこみがはいり
     タテヤマリンドウと同じように雄性期と雌性期がある。

     葉は幅3~4cmで長さ5~8cmで先がとがる。

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    ハクサンコサクラ (=白山小桜) サクラソウ科

     ユキワリソウに似るが草地に多い、花が大きい、葉のふちは表に曲がるなどの点で区別できる。
     本種はDNA分類学の研究が進んでいて山体ごとに塩基配列が異なり目に見えない変化が
     遺伝子レベルで進行しているという。

     別名ナンキンコザクラ。
     
     

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    ミツバオウレン (=三葉黄蓮) キンポウゲ科

     湿原、森林内、高山草原と尾瀬のあらゆるところに生育する植物。
     白い花びらは咢の変化したものというのはキンポウゲ科のお約束。

     ミツバノバイカオウレンに似るが花の茎が緑色で細く葉もやや薄い感じがする点で区別できる。

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    ミツバノバイカオウレン (=三葉梅花黄連) キンポウゲ科

     ミツバオウレンが尾瀬全域にあるのに対し本種は至仏山にしかない。
     梅の花に似るところから名づけられた。

     ミツバオウレンとは花の茎が赤色で太く葉もやや厚い感じがする点で区別できる。
     コシジオウレン(=越路黄連)の別名もある。

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    タカネシオガマ (=高嶺塩竃) ゴマノハグサ科

     花の色が濃く至仏山で最もよく目につく花。
     ヨツバシオガマに似るが花が密に咲き背丈が低い点で区別する。
     葉は細かく切れ込む。

     和名の塩竃は製塩のための竈が浜辺に風情を添えることから「浜で目につく」を
     「葉まで目につく」にかけたもの。

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    ムラサキタカネアオヤギソウ (=紫高嶺青柳草) 

     本種は至仏山の標本が基準標本になっている。
     基準標本とは世界共通の名前(ラテン語で記す)を決める際に標本を指定することになっており
     その収蔵場所も明らかにされる。

     根本にシュロの繊維に似た古い葉鞘が残るためタカネシュロウソウの別名がある。

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至仏山(2228m) [尾瀬]

    2015.7.12 [晴れ]

    急に思い立って至仏山に行ってきました。

    尾瀬に向かう時は夜半過ぎに家を出て戸倉から始発バスに乗るのが常でしたが
    寝過ごして6時に鳩待峠に着きます。

    混雑を予想していましたが登山者が一斉に出払ったあとでしょうか閑散としています。

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    至仏山に挨拶をして登山口にむかいます。

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    花の写真を撮りながらゆっくり登ります。

    笠ヶ岳が見える巻き道のダケカンバの老樹はまだまだ健在です。
    下を通る度に幹にタッチします。

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    ナナカマドと笠ヶ岳。

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    上毛新聞社発売 永井佐紺著 「尾瀬紀行」 によると

    トカゲ岩のトカゲは生物のトカゲではなく「日影で寝そべって休む」の意味のようです。
    「山の凹所の影」を広辞苑では常陰(とかげ)とあるそうです。

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    また尾瀬ケ原を一望できることから原見岩と呼ぶ人もいるそうです。

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    正面に小至仏と至仏の頂が見え始めます。
    山容の形のせいでしょうか小至仏の方が標高が高く見えます。

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    オヤマ沢田代。

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    展望台で休憩します。
    アヤメ平と横田代は今年まだ歩いていません。
    キンコウカが咲くころまでには歩きたいです。
    右下に鳩待山荘の建物が光っています。

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    雪解けが1週間ほど早かったそうですがまだ残雪があります。

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    上越国境の山並みとイワシモツケ。

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    急斜面に咲くハクサンイチゲと尾瀬ヶ原と燧ヶ岳。
    燧ヶ岳の左は手前に大杉岳でその奥が会津駒ヶ岳でしょう。
    稜線に建物らしき物が光っていました。

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    今年も岩の上のホソバヒナウスユキソウに出逢えました。
    後方の山は笠ヶ岳その奥は武尊山。

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    小至仏山のすぐ下で頂を見上げます。
    休んでいる人がチラチラ見えます。

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    至仏山頂への登山道は下山者の行列が出来ています。
    時間も13時で今回はここまでで鳩待峠へ引き返します。

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    鳩待峠06:23~1km標識地点06:58/07:08~2km標識地点08:09/08:20~オヤマ沢田代10:28

    展望台10:49/11:08~至仏山西面動植物保護地区標識11:40~小至仏山12:23/13:00

   ( 体力不足が大きな理由ですが花の撮影をしながら標準の歩行時間の倍の時間をかけて歩いています)


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